こんにちは!plumです。
秋イカが簡単に釣れる秋エギングってのを始めようと思ってるけど、エギング初心者だからタックルとか釣り方が全然わからない…。秋イカ攻略できるように全部教えて!
今回はこのような方のために『秋イカエギング攻略法』を解説していきます。
秋イカにオススメのタックルから爆釣するコツまで詳しく解説していきますので、エギング初心者の方は特に参考にしてみてください。
好奇心旺盛な秋イカの様子を楽しみながら、秋エギングを存分に満喫しましょう!
秋イカエギングについて
エギングのメインシーズンは春と秋で、秋エギングは秋イカの数釣りを楽しめるシーズンとして、エギング初心者から上級者まで人気のシーズンです。
サイズは小さいものの、活性が高く釣れやすい時期なので、エギングを始めるタイミングとしてもぴったりです。
秋イカ(新子)とは
秋イカとは秋に釣れるアオリイカの子供のことで、”新子”とも呼ばれます。
サイズは100~300g程の小型のものが多く、その大きさから”コロッケサイズ”とも言われます。
秋イカは以下のような特徴があることからエギング初心者でも比較的釣れやすく、コツを掴めば2桁以上釣れることもあります。
※必要以上にキープするのはやめましょう
- 警戒心が薄い
- 活発に捕食を行う(高活性)
- 群れで行動することが多い
秋イカの釣れる時期
アオリイカの卵は春に産卵され30日程で孵化し、秋にはそのアオリイカ達がある程度成長してエサを果敢に捕食する成長期へと入ります。
秋イカが釣れる時期は地域によって多少ズレがありますが、一般的に8月の終わり頃から10月の終わりくらいまでとなります。
秋イカがいつから釣れ始めるかは、釣具屋の釣果情報やSNSから知ることができるので頻繁にチェックしておきましょう。
秋イカの釣れる時間帯
秋イカの一番釣れる時間帯は朝夕のマズメの時間帯になります。
秋イカは活性が高いため他の季節と比べどの時間帯でも釣れやすいのが特徴ですが、朝夕のマズメの時間帯が一番釣れるというのはどの季節も同じです。
日の出と日暮れの薄暗い時間帯はアオリイカを含め海の生物達の活性が上がり釣れやすくなるため、釣行はこの時間帯を目安にして計画を立ててみてください。
昼は釣れないというイメージをお持ちの方もいると思いますが、秋エギングは日中でも十分に楽しめますので是非やってみてください!
日中にアオリイカを釣るコツはこちら⇩
秋イカの釣れる場所
秋イカは捕食の対象となるため自分の身を隠せる場所や、ベイトが集まりエサ場となるような場所を好みます。
そのため秋イカエギングではこのようなポイントを狙っていくことが重要となります。
具体的に秋イカの釣れる場所はシャローエリア、テトラ帯、藻場、堤防の足元、船の影やロープ周辺、夜なら常夜灯の近くなどとなります。
シャローエリア(浅場)と藻場の攻め方についてはこちらを参考にしてみてください⇩
秋イカのエギングタックル
秋イカのエギングタックルは小型のアオリイカを狙うのに適したライトなタックルにするのが特徴です。
ランガンが有効な季節でもあるので、エギングバッグやタックルボックスも機動性を重視して選ぶとよいです。
秋イカエギングに適したエギングロッド
秋イカエギングで使用するエギングロッドは、長さ8f前後、硬さL~ML、自重100g前後くらいのものが扱いやすいです。
秋イカエギングではアオリイカのサイズに合わせて2.5~3号の小型のエギを使用するため、それらをコントロールする操作性が必要です。
エギング初心者の方は、エギングロッドに表記してある適合エギサイズをまずはしっかり確認しましょう。
中級者以上で特に秋イカエギングに特化したエギングロッドを使用したいという方は、8ft以下のショートロッドがオススメです。
2.5~3号のエギの操作性はさらに上がり、新子の引きでも十分強く感じることができるので、より秋イカエギングを楽しむことができます。
秋イカエギングにオススメのエギングロッド
秋イカエギングに適したエギングリール
秋イカエギングのリールは2000~2500番くらいのスピニングリールを使用します。
自重はなるべく軽い方が疲労を軽減できますが、大事なのはロッドとのバランスなので、可能なら釣具屋で自前のエギングロッドに装着して試しに振ってみるとよいです。
ギア比とハンドルについては解説が長くなるためこちらの記事を読んでください⇩
秋イカエギングにオススメのエギングリール
秋イカエギングに適したライン(PEライン)
秋イカエギングでは太さ0.4~0.6号のPEラインがオススメです。
理由は以下の2つです。
- 小さく軽いエギでも飛距離が出せる
- 感度が良く新子の小さいアタリを逃さない
エギングでは一般的に太さ0.6~0.8号のPEラインを使用しますが、より飛距離と感度を上げるために、より細めのPEラインを使用します。
巻きっぱなしで通年エギングに使用したい方でも、0.6号以上あれば強度は十分ですので心配はいりません。
また、秋はシャローを狙う機会が多いのでフロートタイプ(比重が軽い)のPEラインを使用してもよいでしょう。
関連記事⇩
秋イカエギングにオススメのライン
秋イカエギングに適したリーダー
一般的にエギングではフロロカーボンのリーダーが使われており、どのシーズンでもそれは変わりません。
秋イカエギングのリーダーは、太さが1.5~2号で素材がフロロカーボンのものを使用しますが、エギング初心者の方は、リーダーが細すぎると扱うのが少々難しくなるので2号をオススメします。
また、エギング(釣り)初心者の方は、リーダーの太さはメインラインの太さの約3倍にするとちょうどいいという事を基本として覚えておきましょう。※メインラインがPEの場合
秋イカエギングにオススメのリーダー
秋イカエギングに適したエギ
秋イカはサイズが小さいためエギもそれに合わせて2.5~3号の小さいものを使用します。
エギカラーはオレンジやピンク、ラトルを搭載したエギなど広範囲に目立つアピール重視のエギがオススメです。
しかし、アピール力の高いエギはその分イカにプレッシャーも与えてしまうので、釣れなくなってきたら地味目のカラーやナチュラル系のエギに変えましょう。
特に釣り人の多い場所はスレていることも多く、逆にナチュラル系のエギで爆釣することがあるので1つは必ず持っておきましょう。
秋エギングにおすすめのエギはこちらで厳選して紹介してありますので参考にしてください⇩
秋イカのエギサイズについて
小さいエギでは小さいイカしか釣れないというわけでもなく、2.5号や3号でも大物が釣れる場合やその逆もあります。
大事なのはベイトのサイズやアオリイカの反応に合わせることで、秋イカエギングでは3号を基準に反応がないなら2.5号や3.5号も試しに投げてみましょう。
カラーローテーションのようにサイズもローテーションで変えていくことが秋イカ攻略の秘訣です。
秋イカの釣り方
ここからは「秋イカの釣り方」について詳しく解説していきます。
秋イカの生態に合わせた有効な釣り方を覚えて実践してみましょう。
ランガンで高活性な秋イカを拾っていく
秋イカは高活性なため釣れる時はホントにすぐ釣れます。
そのため反応が薄いイカを粘り強く狙ったり回遊待ちをするより、釣れそうな場所を短時間で回り、高活性のイカを拾っていくランガンスタイルの方が効率よく数を稼げます。
しかし、ただ単に多くの場所を周ればいいというわけではなく、潮汐やベイト、他の釣り人の様子など、たくさんの判断基準から移動する場所とタイミングを見極める力が必要になります。
ランガンのやり方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでください⇩
サイトフィッシングで釣る
秋イカ攻略にかかせない釣り方であり、秋エギングの楽しみとも言えるサイトフィッシング。
秋イカは好奇心旺盛なため、エギを追ってきたり表層を群れで漂う姿を頻繁に見かけることができます。
目で見える分キャストする場所もピンポイントに定めることができ、合わせるタイミングもわかりやすく、アオリイカが抱く姿も見ることができます。
秋はサイトでアオリイカを釣るチャンスが多いので、秋イカの釣り方の1つとしてしっかり覚えておきましょう。
サイトでイカを釣るコツ
見えイカを釣るコツは警戒心を与えないことです。
見つけた場合はなるべく離れた場所からキャストしたり、一歩下がるなどして自分の姿を見せないようにします。
エギはイカの近くに投げるのではなく、少し離れた場所にキャストしてから徐々に近づけましょう。
たまに興味を示すがなかなか抱いてこないアオリイカがいますが、そのようなときはエギやアクションに変化を加えてみましょう。
より詳しい解説は別の記事でまとめていますので読んでみてください⇩
偏光グラスが有効
サイトでイカを見つけるためには偏光グラスがかなり有効で、これを付けるだけでイカを発見する確率がグッと上がります。
目を保護する役割もあるので持っておいて損はないでしょう。
おすすめの偏光グラスはこちら⇩
秋イカを攻略する3つのコツ
ここからは「秋イカを攻略する3つのコツ」をご紹介していきます。
秋エギングの釣果をもうワンランク上げていきましょう。
ドラグを緩めにしておく
秋イカはサイズが小さい分あまり強く合わせすぎると身切れを起こして取り逃してしまうことがあります。
ドラグを緩めにしておくとアワせたときの衝撃を幾分吸収してくれるので身切れを防いでくれます。※アワセの手加減でも防げます
また、秋エギングは岩が点在するシャローエリアがオススメですが、慣れないうちは浅く根が荒い分すぐに根掛かってしまいます。
そのため特にエギング初心者の方などはドラグを緩めにしておくと、もし根掛かった場合も刺さりが深くならず回収率が上がります。
緩すぎてもラインに糸ヨレができてトラブルの原因となったり、エギのアクションがうまくできなかったりするので、目安としてはしゃくったときに少し糸が出るくらい(ジッという短いドラグ音が鳴るくらい)がベストです。
関連記事⇩
表層~中層から探る
エギングではボトムを狙うのが一般的ですが、秋イカを攻略するには表層~中層もしっかり探っておくことが重要です。
秋イカは食欲旺盛なため、ベイトとなる小魚が豊富な表層~中層まで浮いてきていることがよくあるからです。
基本としては表層~中層を狙いますが、追ってくるが抱かないという場合や雨で濁りがきついときなどはボトムで反応することあるので、状況に合わせて狙うレンジを変えることも大切です。
また、表層を漂う秋イカは生まれたばかりで遊泳力のない個体であることが多く、アベレージサイズは小さくなります。
そのためサイズアップを狙うには、成長して遊泳力がつきボトムまで行動範囲を広げた個体を狙うと良いです。
障害物周りを攻める
新子達は自分の身を隠せベイトも集まりやすい障害物付近に多くいます。
海藻、船の周り、ブイやロープ、テトラ、沈み根などの付近を積極的に狙ってみましょう。
普段から干潮時に釣り場をよく観察しておくと海底の障害物や地形を確認できるので、満潮時には見えないアオリイカのいそうなポイントを見つけることができます。
秋イカのリリースサイズについて
秋イカのリリースサイズの基準は人それぞれですが、よく聞くのは15~20cm以下はリリースするという声です。
秋イカは釣り方も簡単で数もたくさん釣ることができますが、小さすぎる個体は「大きく成長してからまた釣るぞ!」という気持ちでリリースし、キープは食べる分だけにしてあげてください。
地域によっては禁漁期間や新子の保護が推奨されているところもあるので注意も必要です。
乱獲を避け長くエギングを楽しみましょう!
秋イカのリリース方法など詳しくはコチラ⇩
秋イカエギング攻略まとめ
秋イカのエギング攻略で大事なポイントをまとめると以下の3つになります。
- 積極性
- 観察力
- 判断力
秋イカに対して積極的に攻めていきながらも、アオリイカや海の様子をしっかり観察し、状況に応じてエギの交換やポイント移動のタイミングを正確に判断する。
これが秋イカの釣り方です。
簡単に釣れるが実は奥が深い秋のエギングをぜひ楽しんでみてください!
読んでいただきありがとうございました!
タックル・釣り方・知識など、当ブログ内のエギング関連記事を見やすくまとめてみました。
エギングについてもっと知りたい方やエギング初心者の方はこちらから記事をお探しください。(ブックマーク推奨)
こちらの記事もどうぞ⇩
⇩暇つぶしに釣りブログを読みませんか?⇩