こんにちは!plumです。
エギング人口は年々増加しており、人的プレッシャーによるスレイカパターンに遭遇する場面も以前より多くなった気がします。
しかし、そんな状況でもしっかりとした対策を事前に頭に入れておけば必ず釣果へと繋がります。
スレイカを釣ることは決して簡単ではないですが、活性が低いときほどエギングを上達させるチャンスです!
ということで今回は『スレイカを釣るための5つの対策』についてご紹介していきます!
活性の低いスレイカを釣るための対策
活性の低いスレイカを釣るために大切なのは、変化を付けることとタイトに探ることです。
たくさんのエギンガーによって投げ込まれたエギを見てきたスレイカ達にはいつものエギ・シャクリ・フォールは効かず、食い気もやる気もありません。
攻めの引き出しをさらに広げることで渋い状況も打破できるので、これからご紹介する5つのポイントとテクニックを覚えておきましょう。
①低活性の個体はボトムにつく
アオリイカは活性が高いほど表層についており、活性が低くなるにつれて低いレンジへ下がっていきます。
常に投げ込まれるエギによってプレッシャーを与え続けられたアオリイカは、活性が低くなりレンジも次第に下がっていきます。
捕食も自ら追いかけるというよりはボトムで待ち伏せるようになっていくので、攻めるべきはボトムとなります。
②スレイカにはシャローエギが有効
スタンダードタイプのエギで反応がなかったら、沈下速度の遅いシャロータイプのエギ(もしくはスーパーシャロー)を投げてみましょう。
活性の高いイカはエギを見たらすぐに反応してくれますが、スレたイカを釣るには時間をかけてじっくりエギを見せてあげることが重要です。
特に水深のあるポイントではシャロータイプのエギを使うと着底までかなりの時間がかかるため、あまり好んで投げる人はいません。
これがチャンスなのです。
スレたイカ達はこれまでとは違うゆっくりとしたフォールに興味を示し思わずちょっかいを出してしまうことがあるのです。
シャローエギを使うときの注意
シャローエギはその軽さから、初速が速くキレがあるという長所と通常のシャクリだと動きが大きくなってしまうという短所があります。
活性の低いスレイカは待ち伏せて捕食することが多く、エギに対しても追いかけてくる距離は短いです。
また、アオリイカは下向きに目線を向けるので、シャクリ上げすぎてレンジを外してしまうのはあまりよくありません。
スレイカに対してシャローエギを使う際は、瞬間的な強さはあってよいがシャクリ自体は小さくし、初速の速いキレのある動きからのスローなフォールを演出しましょう。
【オススメのシャローエギ】
③1回のキャストで釣ろうとしない
スレイカを釣るためには攻めのストーリー作りが有効です。
ただ単にシャクリ方を変えるだけではなく、一投目でまずイカを寄せて二投目で抱かせるなどイカがいる前提で海中のイカの動きをイメージすることが大事です。
例として…
一投目はハイピッチジャークなど攻めなシャクリでイカに捕食スイッチを入れさせ、ニ投目はシャローエギやロングステイで抱くまでの時間をじっくりとる(逆もあり)
このように静と動をうまく使い分けることも効果的です。
シャクリ方やエギのローテーションは人それぞれですので、あとは変化を付けることを意識し自分のイメージで組み合わせてみましょう。
攻めパターンを増やしたい方はまずこちらを⇩
④スレイカは特にフォールを意識する
イカが抱いてくるのはほとんどフォール中で、シャクリはあくまでイカへの誘いであり、抱くかどうかの最終判断はフォールにかかっています。
スレイカは通常のイカよりもエギを警戒しているので、ほんの少しでも違和感を感じると抱いてくれません。
シャクリ後の糸ふけ回収は巻き取りすぎないように注意し、ラインの張り具合や角度を集中して一定に保つようにしましょう。
エギの重さに任せてフォールさせるフリーフォールも有効です。
フォールについて詳しく知りたい方はこちら⇩
⑤他のエギンガーを観察する
これは私が良くやっていることなのですが、釣り場について先行者がいた場合はまずその方がどんなエギでどんなアプローチをかけているかを観察します。
そして、その方が派手なエギなら地味なエギを、大きなシャクリなら小さなシャクリをするといった具合に逆の選択をします。(釣れている場合は真似するのもあり)
こうすることで、それまでイカ達が見てきたエギやアクションとは違うアプローチを手っ取り早く行うことができ、スレイカの捕食スイッチを入れることができます。
スレイカにおすすめのエギ3選!
激渋の中でも状況を変えてくれると評判のエギを3本紹介いたします!
スレイカパターンで困った時に使ってみましょう!
1.林釣漁具製作所 「餌木猿」
職人による手作りの木製エギ。木製ならではの動きは他のエギで反応しないスレイカにも効果的。安定して綺麗な沈下姿勢のため、シャロータイプでじっくり見せるのもオススメ。
2.YAMASHITA 「エギ王K」
ハイドロフィンでブレを防ぎ、どんな状況でも安定したフォールを生み出すエギ王Kは、警戒心の高いスレイカにも違和感なくアピールできます。
3.DUEL 「LQ(レンズQ)」
レンズと透明布を採用した特徴的なエギ「LQ」は、光の反射を最大限に生かした高アピールなエギですが、よりリアルを追求したナチュラルな光の反射のため、スレイカに自然にアピールすることができます。
渋いスレイカパターンの時こそエギングは上達する!
スレイカばかりで渋い状況が続くと、活性の高いイカを求めて場所を変える方が効率よいかも知れませんが、こういうときこそ積極的に色々と試すことでエギングは上達します。
エギングで釣れないときに「なぜ釣れないのか?」と考え試行錯誤することも釣りの楽しさです。
学んだ知識や手持ちの技から戦略を立て思い通りに釣れた時の達成感はたまりません。
是非スレイカにも挑戦してエギングの腕をバンバン上げていきましょう!
読んでいただきありがとうございました!
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