こんにちはplumです。
今回は、釣り初心者の方に向けて『エギング仕掛けの作り方』を分かりやすく解説してきます。
アオリイカなどのイカをエギを呼ばれる専用のルアーで狙うエギングは、仕掛けも簡単で気軽に始められることから、とても人気の釣りです。
エギング仕掛けに必要な物や結び方を図を交えてご紹介しますので、本記事を読めば釣り初心者でも安心してエギングに挑戦できるでしょう。
※本記事は、堤防など陸から行うエギングについての解説であり、船上で行うティップランエギングの内容とは異なります。
エギング仕掛けの作り方
オールシーズンエギングを楽しめる基本的なエギング仕掛けは、上の図のようになります。
アオリイカのサイズが小さい秋はよりライトに、サイズの大きい春はよりしっかりとした仕掛けに変更する場合もあります。
【エギング仕掛けに必要な物】
①ロッド(8~8.6ft)
②リール(スピニングリール2500~3000番)
③ライン(PEライン0.6~0.8号)
④リーダー(2~2.5号)
⑤スナップ(S~Mサイズ)
⑥エギ(3.5号)
それでは、1つずつ詳しく解説していきます。
エギング仕掛け①ロッド
エギング仕掛けに必要なロッドは、エギングロッドと呼ばれるエギング専用のロッドになります。
初心者の方は、同じくイカを狙う釣りであるイカメタルやティップランエギングのロッドと間違えないよう注意してください。
エギングロッドの選び方
エギングロッドの選び方がわからないという方は、まず標準的なモデルから使ってみましょう。
安いエギングロッドは重く、操作に慣れない初心者の場合、余計に疲れてしまうのでおすすめしません。
できれば1万円以上で100g前後のエギングロッドを選びましょう。
【エギングロッドの標準的なモデル】
長さ | 8.6ft |
硬さ | Mクラス |
重さ | 100g前後(予算内でできれば軽いもの) |
エギングロッドの選び方については別の記事でさらに詳しく解説しているので、そちらを読んでみてください⇩
エギング仕掛け②リール
エギング仕掛けに必要なリールはスピニングリールという種類になります。
ハンドルやギア、スプールなど選ぶ基準はたくさんありますが、基本的に2500~3000番台のスピニングリールを選んでおけば間違いありません。
しかし、ロッドとのバランスが悪いと扱いずらくなってしまいますので、組み合わせはよく考えた方が良いでしょう。
選ぶのが難しいという方は、同メーカーの同シリーズで揃えておくと、簡単にバランスの良いエギング仕掛けが作れます。(ダイワ「エメラルダスシリーズ」、シマノ「セフィアシリーズ」等)
エギングリールの選び方
エギングリールの詳しい選び方は別の記事でまとめています。
予算ごとにおすすめのリールも紹介していますので、参考に読んでみてください⇩
エギング仕掛け③ライン
エギング仕掛けに必要なラインの種類はPEラインになります。
長さは150mあれば十分ですが、リールのスプール(糸を巻きつける部分)によって巻ける長さが異なるため、確認してから購入しましょう。
太さは0.6~0.8号がエギングに適しており、初心者の方は太い方がトラブルが少ないため、0.8号をおすすめします。
色は自分から見えやすい色を選ぶとよりエギングを快適にしてくれます。
エギングラインについてもっと知りたいというはコチラ⇩
エギング仕掛け④リーダー
エギング仕掛けに必要なリーダー(ショックリーダー)とは、メインラインの先端に結束する別の種類のラインのことを指します。
リーダーはメインラインの弱点を補う役割があり、エギングの場合、擦れに弱いというPEラインの弱点を補うため、擦れに強いフロロカーボンが主に使われます。
フロロカーボンは比重が水より重く沈みやすい点や、ハリがありエギの操作性に優れている点が、エギングに適している理由です。
長さは60~100cmほどあれば十分で、根が荒い場所では少し長めにとったほうがメインラインの擦れを防げます。
太さはメインラインの約3倍を目安に選びましょう。
(例:メインPE0.8号の場合、リーダーフロロ2.5号)
エギングリーダーの選び方やオススメ製品の紹介はコチラ⇩
エギング仕掛け⑤スナップ
エギング仕掛けに必要なスナップとは、エギを簡単に取り付けるための接続具です。
スナップがないとエギを交換するたびに結び直さなければなりませんが、リーダーに結束しておけば、ワンタッチでエギの交換ができるようになります。
エギング仕掛けに適しているサイズはS~Mになります。
結び方やおすすめエギングスナップはコチラ⇩
エギング仕掛け⑥エギ
エギング仕掛けに必要なエギとは、アオリイカをルアーで狙う釣り「エギング」専用のルアーのことを言います。
基準となるサイズは3.5号で、このサイズがあれば季節・天候・時間帯など状況問わずオールマイティに使うことができます。
種類やカラーなど、選ぶための要素が多いため、エギング初心者は以下のエギに関する記事を参考にしてみてください⇩
エギング仕掛けの結び方
エギング仕掛けの結び方をご紹介していきます。
エギング仕掛けでは
- メインラインとリーダーの結束
- リーダーとスナップの結束
が必要になります。
難しそうに思えるかもしれませんが、ある程度覚えておかなければ、釣り場でラインが切れたときに大変困ってしまいます。
Youtubeでもわかりやすい動画がたくさんありますので、初心者の方は何度か練習しておきましょう。
1.リーダーの結び方
FGノット、SCノット、SFノット、電車結び、ファイヤーノットなど、結び方は挙げていけばきりがありません。
また同じ結び方でも、完成は同じだけど工程が違う○○式や○○バージョンなど、さらに細分化されています。
今回はその中でも釣り初心者におすすめな、プロアングラー堀田光哉氏考案の結び方をご紹介します。
その他おすすめの結び方⇩
2.スナップの結び方
リーダーとスナップの結び方はたくさんありますが、簡単で強度もあるエギング仕掛けにピッタリな結び方をご紹介します。
クリンチノットという細いラインで強度が出る結び方で、釣り初心者でも簡単に結べます。
【おすすめ参考動画】
エギング仕掛けについて初心者によくある質問
エギング仕掛けについて釣り初心者によくある質問をまとめてみました。
疑問に思うことはコチラから探してみてください。
Q1.エギング仕掛けは初心者でも簡単に作れる?
A.エギング仕掛けは他の釣りの仕掛けに比べてもシンプルな作りで、釣り初心者でも簡単に作れます。
難しい点を一つ上げるとすれば、ライン・リーダー・スナップの結び方でしょう。
どうしてもできない場合は、速攻でリーダーを結束できる「クイックリーダー」や、結束をサポートするお助けアイテム「ノットアシスト」を使用しても良いでしょう。
Q2.エギング仕掛け初心者セットってどうなの?
A.エギング仕掛け初心者セットは、必要な道具がすべて揃っているためとても便利ですが、安価なものは耐久性に欠けることが多いです。
購入する場合は、ダイワやシマノなどの有名メーカーから販売されている1万円以上のセットをおすすめします。
Q3.エギング仕掛けはシーバスロッドを流用できる?
A.できます。実際に流用している方もいます。
筆者も流用していました⇩
Q4.エギング仕掛けにおもりはいらないの?
A.エギング仕掛けは基本的におもりを使用しませんが、以下の状況では使用することもあります。
- 潮流が速くエギが沈まない
- 水深が深い
- コウイカを狙う場合
Q5.エギング仕掛けはナイロンラインじゃダメなの?
A.PEラインが登場する以前はナイロンラインが主流でしたが、現在はPEラインが主流となり、ほとんどナイロンラインを使う方はいません。
ナイロンラインでもできなくはないですが、感度やエギの操作性が落ちるためおすすめしません。
Q6.エギング仕掛けにエサは使わないの?
A.エギングはルアーで釣るためエサは使用しませんが、エギにエサを巻き付けて釣る「餌巻きエギング」と呼ばれる特殊な釣法も別に存在します。
エギング仕掛けを作って釣りに行こう!
エギングは昼夜問わず簡単な仕掛けで楽しむことのできる釣りです。
メインシーズンは秋と春ですが、釣り初心者の方は、釣れやすい秋に始めるのがベストでしょう。
エギングを安全に楽しむためにも、釣りのルールや環境保護にも留意して行動しましょう!
読んでいただきありがとうございました。
タックル・釣り方・知識など、当ブログ内のエギング関連記事を見やすくまとめてみました。
エギングについてもっと知りたい方やエギング初心者の方はこちらから記事をお探しください。(ブックマーク推奨)
こちらの記事もどうぞ⇩
⇩暇つぶしに釣りブログを読みませんか?⇩