ディープタイプのエギって出番が少ないイメージだけど、どんな使い方があるんだろう?選び方もわからないし、おすすめのディープエギも知りたいなぁ。
今回はこのような方のために『ディープタイプのエギ』について詳しく解説していきます!
おすすめのディープエギもランキング形式でご紹介してありますので、こちらも是非参考にしてみてください。
ディープエギとは
ディープエギとはエギのタイプの1つで、ノーマルタイプより重くて沈下速度が速いエギのことを言います。
「FS(ファストシンキング)」や「R(リフレックス、リアクション)」など略して表記してあるエギもありますが、「DEEP」とわかりやすく表記してあるものがほとんどのため購入時は初心者でもわかりやすいです。
ディープエギの重さと沈下速度について
シャロー、ノーマル、ディープの3タイプの重さと沈下速度を比較すると以下のようになります。(3.5号の場合)
3.5号シャロー→19g前後、沈下速度6.0秒/m前後
3.5号ノーマル→20g前後、沈下速度3.0秒/m前後
3.5号ディープ→23g前後、沈下速度2.0秒/m前後
その他、エメラルダス ラトル Type R(重さ19.5g、沈下速度2.5秒/m)のように、ディープタイプとノーマルタイプの中間に位置するエギもあります。
ディープエギの見分け方
ディープエギの見分け方として、どのメーカーのエギにも共通する見分け方というのは残念ながらなく、実際に持って重さを比べたり沈下速度を確認するしかありません。
しかし、メーカーによってはディープエギ限定のカラーがあったり、エギの目玉や羽根のカラーリングが違ったりと、見分けやすいよう工夫がしてあります。
自分でもわかりやすいように、エギをタイプ別で収納したり、油性ペンでエギに印をつけるなどしてもよいでしょう。
ディープエギの特徴と使い方
ディープエギの特徴は以下の3つ
①沈下速度が速い
②潮に流されにくい
③飛距離が出やすい
この特徴を活かしたディープエギの使い方をこれからご紹介していきます。
①水深の深い場所
水深の深い場所はエギの着底までに時間がかかるため手返しが悪くなってしまいます。
そこで沈下速度の速いディープエギの出番です。
例として水深20mの場所にキャストした場合…
3.5号ノーマルエギでは60秒
3.5号ディープエギでは40秒
約20秒の差が出ます。
このようにディープエギは着底までの時間を短くし、手返しをよくすることができます。
また、水深の深い場所は着底の感覚がわかりにくいですが、ディープエギはしっかりとボトムまで沈んでくれるため、着底をはっきりさせることができます。
②流れの速い場所
潮の流れが速い場所ではエギが流されてしまい着底させることが難しくなります。
ディープエギは重さもあり沈下速度も速いため、潮の流れが速い場所でも着底させやすく、ボトムに潜むアオリイカまでエギを届かせることができます。
また、激流のポイントでは潮の影響でエギがすぐに浮上してきてしまいますが、ディープエギを使えばレンジをキープしたままアオリイカを誘うことも可能になります。
③テンポをよくする
ディープエギは、沈下速度の速さを利用してアオリイカを誘うこともできます。
シャクリあげたエギがストンと沈むアクションに好反応を示すアオリイカも存在し、特に秋の新子には効果的です。
水深の深い場所で使うと思われがちなディープエギですが、シャローで手返し良くちゃちゃっと高活性のアオリイカを釣るときにも活躍してくれます。(根掛かりには注意!)
このテクニックはエギングプロの湯川マサタカ氏や山田ヒロヒト氏もやっていますのでぜひ試してみてください。
④遠くのアオリイカを狙う
ディープエギは重さがあるためエギを遠くまで飛ばしやすく、また向かい風などキャストしにくい状況でもノーマルエギより安定してキャストすることができます。
遠くにエギを届かせることができれば、その分広範囲に探ることができ、アオリイカにエギを気付いてもらう確率がアップします。
ディープエギのフォール時間の短さをどう克服するか
ディープエギは沈下速度が速い分フォール時間も短くなってしまうというデメリットがあります。
③で説明したように、ストンと沈むエギに反応する個体もいますが、その場合でもなかなか抱くまでには至らないケースもあります。
そのようなときは、シャクったあとにロッドを立てたりさびいたりしてフォールをコントロールしましょう。
また、無理にディープエギだけで釣ろうとせず、ディープエギで誘ったあとノーマルエギに切り替えて釣る方法も効果的です。
フォールについて知りたい方はこちら⇩
ディープエギおすすめランキング!
おすすめのディープエギをランキング形式でご紹介していきます!
ぜひ参考にしてお気に入りを1つを見つけてみてください。
1位 エギ王 LIVE DEEP
左右へのダート幅を損なわず、前方への移動を抑制するクイックダートで深場に潜むアオリイカをじっくり探ることが可能。
ダート性能に長けているため、潮の速い場所でも潮流に負けない軽快なアクションをさせることができます。
ダートアクションは秋の新子など活性の高いアオリイカに効果的なため、沈下速度の速さを活かしたテンポ重視の釣りにも最適。
非常に活躍シーンが多く初心者にも使いやすいディープエギとなっています。
2位 エギ王K DEEP
エギの姿勢の安定感は抜群で、潮流の速い場所でもブレずにしっかり姿勢をキープしてくれます。
潮流の速い場所でレンジキープしたいときは特に活躍してくれるでしょう。
飛行姿勢も安定しており、そこに重さがプラスされることで飛距離はかなり出やすいディープエギとなっています。
3位 キーストン エギシャープV2
沈下速度は速いものの、キーストンの特徴である硬質発泡ウレタンを使用したボディが
驚異的なバランス力を生み出します。
ディープエギでありながらも沈下姿勢が綺麗なため、警戒心の強い春イカや深場に潜む大物に効果的です。
4位セフィア クリンチ ディープ フラッシュブースト
セフィア クリンチ ディープ フラッシュブーストは、エギの内部に搭載されたブレードが光を反射することでアオリイカにアピールするシマノ独自のエギです。
光源のある状況で高いアピール力を発揮するため、デイゲームでテンポよく探っていくときに使うのがおすすめです。
5位 エメラルダス ラトル タイプR
山田ヒロヒト氏が遠投速沈リアクションモデルと呼ぶエメラルダスラトル ラトル タイプRは、ノーマルタイプとディープタイプの中間のようなエギになります。
ディープタイプ=深場というイメージを払拭するために開発されたエギで、沈下姿勢の速さと機敏な動きで浅場に入ってくる高活性なアオリイカを誘い出します。
ディープエギで新たなエギングの攻め方を!
ディープエギがあれば今まで攻めることが難しかった深場や激流ポイントを攻略できるようになります。
本記事で紹介したディープエギの使い方を参考に、シャロータイプやノーマルタイプとうまく組み合わせて使ってみましょう。
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