こんにちはplumです!
今回はシャローエリアの必須エギである『シャローエギ』のおすすめをご紹介していきます!
シャローエギを最大限活かす使い方も紹介してありますので、エギング初心者の方はぜひ実釣で試してみてください。
シャローエギとは
シャローエギとはエギのタイプの1つで、ノーマルタイプより軽く沈下速度が遅いエギのことを言います。
パッケージには主に「SHALLOW(シャロー)」と表記してあることが多いですが、メーカーによって「S(スローシンキング)」や「SLOW(スロー)」などと表記してある場合もあります。
3.5号シャロー→19g前後、沈下速度6.0秒/m前後
3.5号ノーマル→20g前後、沈下速度3.0秒/m前後
3.5号ディープ→23g前後、沈下速度2.0秒/m前後
シャローエギを使う意味
「SHALLOW(シャロー)」は日本語で「浅い」という意味であり、シャローエギはその名の通り水深の浅い場所で使用することを想定してあります。
沈下速度の遅いシャローエギを使うことで、浅場での根掛かりを回避したり、ゆったりとしたフォール時間でじっくり誘うといったことができるようになります。
シャローエギの見分け方
シャローエギは、シンカーの形状、アイや羽根のカラーリングなどによって見分けれるようになっていることが多いです。
わかりやすくシンカーにS(シャロー)と表記してあるエギもあります。
しかし、どのメーカーのエギにも共通する見分け方というのは残念ながらなく、実際に持って重さを比べたり沈下速度を確認するか、各メーカーの製品ページを見てみるしかありません。
異なるタイプで同カラーのエギを持っているとわからなくなってしまうことがあるので、自分でもわかりやすいようにエギをタイプ別で収納したり、油性ペンでエギに印をつけるなどしてもよいでしょう。
シャローエギの使い方
シャローエギの特徴を活かした使い方を4つご紹介していきます。
大物の釣れる春エギングでは特に重宝しますので、エギング初心者の方はしっかり覚えておきましょう。
①シャロー(浅場)攻略
水深の浅い場所はエギがすぐに着底してしまい、じっくりフォール時間をとることができません。
アオリイカはフォール中に抱いてくることがほとんどのため、フォール時間が短いとその分抱くタイミングも少なくなってしまいます。
シャローエギを使えば、沈下速度が遅い分じっくりアオリイカにエギを見せ、しっかりフォール時間を確保することができます。
根掛かりもしにくい
岩や海藻などが多いシャローは、ベイトが集まりやすくアオリイカも好む場所ですが、根掛かりもしやすい場所となっています。
地形を完全に把握していない限り、ノーマルエギではなかなか難しい場所となりますが、シャローエギであれば、沈下速度が遅い分余裕をもって着底前にシャクることができます。
また、エギ自体が軽いため岩や海藻に乗ったとしてもノーマルエギに比べ、多少根掛かりはしにくくなります。
②藻場攻略
春エギングで外せないポイントである藻場の攻略でシャローエギは大活躍してくれます。
「藻にエギを引っかけたくないけど、じっくりアオリイカにエギを見せたい!」
こんなときはシャローエギの出番です。
ノーマルタイプのエギは藻の中にすぐ沈んでしまいますが、シャローエギであれば藻の上をゆっくりじっくり通すことができます。
シャローエギの軽さを利用して、藻の上にエギを乗せた状態でステイさせるといったテクニックもあります。
③潮に乗せて沖を攻める
エギングには、沖へ向かって流れる潮(払い潮)にエギを乗せて沖へエギを届かせる「バックドリフト」というテクニックがあります。
このバックドリフトをシャローエギで行うと、軽く沈下速度も遅いため、ノーマルやディープタイプのエギよりさらに沖へと流すことができます。
場合によっては軽々100m以上流れていくこともあるため、根気の強さもいりますが、普段届かない沖には大物がいることが多いため積極的に狙ってみましょう。
※遠くまでエギを流すと回収に時間がかかるため、船の通る場所では注意しましょう。
④スレイカに効果的
シャローエギのスローなフォールは警戒心の高いスレイカに効果的です。
ノーマルエギで反応がないときでも、シャローエギに変えたとたん釣れることもあるので、1つは持っておくと役に立ちます。
サイトエギングでも、追っかけてくるけど抱かないときはシャローエギでフォール速度を変化させると釣れることがあるため覚えておきましょう。
⑤異なるタイプのエギとの連携
シャローエギは他のタイプのエギと組み合わせて使用するのもおすすめです。
例を挙げると、遠投力のあるディープタイプで広範囲のアオリイカにエギをアピールした後、シャローエギに切り替えスローフォールでしっかり抱かせるといった具合です。
基本的には高アピール系のエギやアクションでアオリイカを寄せた後、シャローエギで丁寧に釣るという流れになります。
水中のアオリイカの動きを想像しながら、様々なエギと組み合わせてみましょう。
シャローエギおすすめ5選!
数あるシャローエギの中からおすすめのシャローエギを5つ厳選しましたので、解説付きでご紹介していきます!
1.エギ王K シャローリーフスペシャル
エギ王Kの持ち味である安定フォールはそのままに、スレイカに違和感を与えない適度なダートが可能です。
丁寧な動きをするエギなのでアオリイカに違和感を与えにくく、シャローに限らず渋い状況であれば投げてみたいエギです。
2.プロスペック エクスペクト
プロスペック エクスペクトはキレのいいダートが特徴的なエギで、高活性のアオリイカであれば高確率で釣果を出せます。
プロスペックのエギはシャクリやすく使っていて非常に楽しいエギですので、初心者にもおすすめです。
3.エギ王LIVE シャロー
前方への移動を抑制するよう設計されたエギで、軽快なダートでアピールしつつも追尾してきたアオリイカとの距離を保ってくれます。
軽く竿を上げるだけで綺麗にダートしてくれるのでゆったりとしたアクションもしやすく、様々な状況に対応できます。
4.エメラルダスステイ タイプS
フォール特化型のエメラルダスステイ タイプSはとにかくブレがなく無駄な動きがないため、警戒心の高い春イカに効果抜群です。
シャロータイプながら重量が重いため遠投も可能で、広範囲に探ることもできます。
ダートしない独特のエギなのでシャクリは少々慣れが必要ですが、使いこなせれば今まで捕れなかった1杯が捕れるようになるでしょう。
5.パタパタQ スロー
今回ご紹介するエギで最もエギング初心者におすすめなエギです。
根掛かりを軽減するトリックフックを採用しているため、シャローでも安心して使えます。
癖がなくて使いやすく価格も安いので、シャローエギ初心者の方の初めの1本としておすすめです。
エギのシャローチューンについて
エギンガーの中には、ノーマルタイプのエギを自分で改造して自作シャローエギを作る人もいます。
自分の理想のシャローエギが売ってないときは挑戦してみてもよいでしょう。
「改造は難しそうだなぁ」という方は、エギに装着するだけで沈下速度を遅くしてくれる便利なアイテムもあります。
まだ知らない方はこちらもチェックしておきましょう⇩
シャローエギで新たなエギングの攻め方を!
シャローエギは浅場で活躍してくれるだけでなく、警戒心の高いアオリイカにも効果的なため、釣れない状況を打破する一手にもなります。
エギング初心者の方は、ノーマルタイプのエギに慣れてきたらぜひシャローエギも使ってみてください。
攻めの引き出しが増えれば釣果UPも間違いなしです!
読んでいただきありがとうございました。
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