みなさんこんにちは!plumです。
エギには様々な種類がありますが、その中で唯一イカを "音" で誘うエギがあります。それが「ラトルエギ」です!
よく釣れる!いや、イカがスレて釣れない!など賛否両論あると思いますが、私はうまく使いこなせば釣果に繋がるエギだと思っています。
今回は、ラトルエギの効果と効果的な使い方・場面を紹介していきます。ラトルエギの特性を理解してさらなる釣果アップを目指しましょう!
ラトルエギとは
ラトルエギは、ボディの中に数個の玉(ラトルボール)が内蔵されており、エギを動かすことによってこの玉がボディにぶつかり音が発生するという作りになっています。
元祖ラトルエギと呼ばれる「ダイワ エメラルダスラトル」がラトルエギブームを作りだしてから、現在では様々なメーカーから販売されています。
ラトルエギの効果
イカには可聴周域があり、その中で最も感知しやすいのが600Hzです。
この周域の音をラトルで発生させることで、イカが視覚だけでなく聴覚からもエギを見つけ出すことができるのです。
また、イカに捕食や威嚇のスイッチを入れる効果もあるとされており、音と動きによるダブルアピールで、たまらずイカが抱きついてくるという効果もあります。
全てのイカに効果的というわけではない
高いアピール力がラトルエギの最大の武器ですが、それが故に逆効果になる場合もあります。
釣り人が多い状況などではイカがエギを見切るようになり、アピール力の高いラトルエギは逆に違和感を感じさせなかなか抱いてくれなくなります。
これは一人の場合でも同じで、ラトルエギだけを長時間使用することでも同じ現象が起きてしまいます。
警戒心の高いイカに対しては逆効果になる可能性があるので、状況によって使い分けることが大切です。
ラトルエギの効果的な使い方・場面
ラトルエギの効果的な使い方や有効な場面について解説していきます。
朝マズメの最初の数投
朝マズメは釣り人が釣りを始める最初の時間帯で、まだイカがスレていない場合が多いです。
このような状況ではイカがエギを見切ることも少なく、ラトルエギに興味を示してくれます。
釣りをする最初の数投は、アピール力の高いラトルエギで活性の高いイカを拾い、反応がなくなってきたら徐々にナチュラル系にローテーションしていくと良いでしょう。
回遊ポイントを狙う場合
堤防の湾内などにいる居付きのイカは、何度もエギを見せられているのでラトルエギは見切られてしまう可能性が高いです。
しかし、磯や外洋に面した堤防などに回遊してくるイカは比較的フレッシュな状態なので、このような場面ではラトルエギのアピールが活きてきます。
夜や濁りが強い場合
夜や濁りが強いときは、イカが視覚的にエギを見つけにくい状況です。
どんなにエギをうまく動かしても、イカに見つけてもらわないことには始まりません。
このような場面ではラトル音でアピールしてあげることによってイカに気付いてもらえる確率が上がります。
イカを誘い出すために使う
まずは、ラトルエギで広範囲にアピールをし、沖や岩場に隠れているイカを誘い出す。その後、ノンラトルのエギでナチュラルに誘い抱かせる。
このようにイカを直接釣るためではなく、まずは多くのイカにエギに興味を持ってもらうために使うという方法もあります。
ラトルエギまとめ
ラトルエギは高いアピール力が武器ですが、状況によっては逆効果になってしまうことがあります。
私もエギングを初めた頃は、高アピールのラトルエギが最強だろ!と、ラトルエギばかりを投げていました。
他のエギと組み合わせて使用することが重要で、状況をうまく判断してここぞというときに使用すると良い釣果に繋がるでしょう。
読んでいただきありがとうございました!
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