こんにちは!plumです。
「西日本釣り博2020」の中止や新製品の発売延期、最近では人気釣り系YouTuberの「釣りよかでしょう」の活動休止など、釣り業界にも新型コロナウイルスの影響が出てきています。
「釣りは外だし人も少ないからコロナでも大丈夫だろ」という意見もありますが、もう一度改めて考えるべき時期かもしれません。
今回は『新型コロナウイルスが与える釣り業界への影響』についてまとめてみました。
一部の情報にはなりますが、少しでも共有できたらと思います。
※2020年4月までの情報です
新型コロナウイルスが釣り業界に与える影響とは
新型コロナウイルスの影響により、全国小中高校の休校やディズニーランドの休園など異例の事態が招かれていますが、釣り業界にはどのような影響があるのでしょうか。
人の少ない静かな海で釣りをすることは一見安全にも思えますが、新型コロナウイルスの影響は単に感染だけでなく、様々な面で人々を困らせているようです。
釣りイベントの中止・延期
新型コロナウイルスの感染拡大防止対策に伴い釣り関連のイベントも続々と中止が発表されました。
中でも3月7日,8日に福岡県北九州市で開催を予定していた「西日本釣り博2020」と3月14日,15日に愛知県名古屋市で開催を予定していた「THE KEEPCAST2020」の開催中止は多くのアングラーにとって残念な結果となってしまいました。
各釣具店で行われる展示受注会なども中止が発表されていますので、自分が行く予定であったイベントの中止・延期などについてはHPなどで一度確認しておくと良いでしょう。
開催中止・延期イベントの一部
【シマノ公式HP】
●ジャパンカップ 磯(グレ):沖縄大会(沖縄) ●ジャパンカップ クロダイ(チヌ):中四国A大会(山口)、九州A・B大会(長崎)の3月開催中止のお知らせ|お知らせ|シマノ -SHIMANO-
【釣具のキャスティング】
「新型コロナウィルス」感染拡大防止対策に伴うイベント中止のお知らせ 及び 商品入荷の遅延について - 新着情報 [釣具のキャスティング]
【つり具のブンブン】
2020年3月15日堺店:「鮎まつり&大売出し」 | 釣り具販売、つり具のブンブン
釣りエサ(虫エサ)の入荷が困難に
新型コロナウイルスの影響で釣具店ではイソメの入荷が困難な状況となっているところがあるようです。
大半が中国からの輸入であるイソメは、コロナウイルスによる流通の停滞だけが原因ではなく、養殖・採集による生産量自体が低下しているようです。
釣り人にとって虫エサはかかせない物ですが、このまま感染の勢いが止まらなければ数カ月先までこのような状況が続いてしまうかもしれません。
釣具の入荷遅延
釣具店では一部商品の入荷遅延に関するお知らせが出されている店舗もあります。
特に年明けに発表された新製品の入荷を心待ちにしていたアングラーにとってはかなりの痛手で、予定されていた時期よりも大幅に入荷が遅れてしまう可能性があります。
「ダイワ 20 ソルティガシリーズ」の発売延期
ダイワ公式HPより2月に発売を予定していた「20 ソルティガシリース」の発売延期が発表されました。
致し方ない事ですが、心待ちにしていたアングラーにとってこれはかなり残念なお知らせだと思います。一刻も早くコロナウイルスの収束してくれることを願うばかりです。
延期後の発売日等詳細につきましては下記メーカーHPをご確認ください。
>>DAIWA : 新型コロナウイルス感染症の影響による一部新製品の発売延期について - Web site
部品不足による修理期間の延長
商品の納期遅延と同じく修理においても必要な部品の確保ができない状況で、メーカーに修理を依頼している場合、期間の延長が懸念されます。
【ヤマガブランクス公式HP】
【お詫び】【Important announcement】新型コロナウィルスによる、商品の納期遅延について | YAMAGA Blanks
釣り船屋(遊漁船)の自粛・乗船人数制限
新型コロナウイルスの影響により、釣り船屋(游漁船)もそれぞれしかるべき対応を取っています。
マスクの着用や乗船人数の制限、県や市から自粛要請が出され出船自体が停止になっているところもあるようです。
感染防止のためには外出しないことが一番ですが、乗船する際には体温測定やマスクの着用など、自らしっかりと感染対策を行っておきましょう。
「釣りよかでしょう」の活動自粛
ヒカキンやヒカルなどの人気YouTuber達が動画で視聴者に向けて外出自粛を呼びかけるなどする中、佐賀県を中心に活動する人気釣り系YouTuberグループの「釣りよかでしょう」は一か月の活動自粛を発表しました。
動画内では「釣り場へ直で行って直で帰ってくれば安全だろうけど、この自粛ムードの中『俺らが外出てるし良いじゃん』みたいになっても嫌だ」と語り、自ら自粛することで釣り人達にも危機感を持ってもらうよう喚起しています。
地方YouTuberとして率先して自ら自粛を決断することは、まだまだ危機感の薄い地方の人達に対して大きな影響を与えたと思います。
「一か月という活動休止期間はこれからの状況次第で伸びることもある」と語っているので、一日も早く新型コロナウイルスが収束することを願うとともに彼らの復帰を気長に待ちましょう。
釣りは大丈夫だと油断しないこと!
自宅に引きこもってばかりでは気も滅入ってしまうし、大好きな釣りを我慢するのはかなりのストレスになると思います。
しかし、ついコンビニや釣具屋に立ち寄ってしまったり、釣りに出掛けることでそれを見た子供たちも「じゃあ僕たちも外で遊ぼう」となりかねません。
新型コロナウイルスの影響で、メーカーや釣具店も対応に追われかなり大変な状況だと思います。
早期に新型コロナが収束し、釣り人全員が心おきなく釣りに出掛けられる日が来ることを願います。
読んでいただきありがとうございました!
こちらの記事もどうぞ⇩