こんにちは!plumです。
大物が釣れると評判の「餌木猿」。皆さんは使ったことがありますか?
種類豊富で確固たる実績もある餌木猿は、伝統ある職人の技が込められた完全ハンドメイドのエギなのです。
エギング好きな私もかなりお気に入りで是非みなさんにおすすめしたいエギです!
ということで今回は、餌木猿について実釣インプレを含めてご紹介していきます!
釣れるエギ!「餌木猿」とは
餌木猿とは林釣漁具製作所から発売されているエギで、天然素材を使い職人による手作業で1つ1つ作られてます。
その独特なフォルムや桐木を使った木製のボディは、多数あるエギの中でも唯一無二の存在を示しています。
様々なエギが開発される中、昔からの伝統を継承した餌木猿が時代に流されず生き残っているのは、それだけしっかりとした実績を生み出しているからです。
餌木猿のスペック
タイプ | 重さ(g) | 沈下速度(秒/m) |
3号(ノーマル) | 15g | 約3.0秒/m |
3.5号(ノーマル) | 21g | 約3.3秒/m |
3.5号(シャロー) | 21g | 約4.4秒/m |
3.5号(スーパーシャロー) | 20g | 約6.6秒/m |
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餌木猿のスペックはこのようになっています。表を見てお気付きかもしれませんが、餌木猿はタイプが変わっても重さがほぼ同じだという特徴があります。
これにより餌木猿にはタイプが変わっても扱いやすく飛距離も損なわないというメリットがあります。
唯一無二の木製ボディが味を出す
餌木猿の特徴は何と言っても桐木を使った「木製ボディ」です。
伝統的な日本古来の餌木の良さを残したままチューンアップされた餌木猿は、職人による手作りで見た目からもその貫禄を感じられます。
桐木は木目などによって左右のバランスのズレが生じることが多く、これを調整するためにボディの中には鉛を打ってあるそうです。
しかし、天然素材なのでこのズレは1つ1つ違い、調整もその餌木に合わせて行われます。
フォール角度は全て同じになるように調整されていますが、このように天然素材を使った木製ボディであるが故にその個体だけがもつ唯一無二の動きが生まれるそうです。
同じようで1つ1つ違う、使った自分だけの特別な餌木となってドンドン味わいが出てくる。これが餌木猿の魅力だと思います。
餌木猿の種類
餌木猿は種類が豊富で原点モデルだけでも全部で32色あります。
それに加え凄腕のフィールドスタッフが監修したモデルやエリアごとに実績のあるカラーを使用したモデルなどが販売されています。
【原点モデル】
【スーパーシャローモデル】
【ナイトゲーム仕様】
【フルボディUV(ケイムラ発光)】
⇩フィールドスタッフ監修モデル⇩
【松下俊彦氏監修】
※シャロー・ディープタイプはこちらのモデルのみになります
【米田浩久氏監修】
【ネイチャー斎藤氏監修】
【谷口大輔氏監修】
⇩エリア別モデル⇩
【東海エリア】
【九州エリア】
【神戸・明石エリア】
【インプレ】餌木猿を使ってみた!
先に説明しておきますが、私はメーカーを一つに絞らず良いと思ったエギはどこのメーカーの物でも使用しています。
そのため、純粋に餌木猿のみをずっと使っているわけではなく他のエギとのローテーションの中で使っています。
このことを御承知の上で参考にしてみてください。
使い心地
【キャスト ★★★☆☆】
特に不満もなく十分だと思います。
【シャクリ ★★★☆☆】
ダートに特化したエギではないので引き重りはそれなりに感じます。人によってはシャクリ心地が良くないと感じるかもしれません。ガンガンにシャクリまくるタイプの方にはあまり向かないのかもと思います。
【フォール ★★★★★】
文句なし!パッケージの説明通りフリーフォールで落とすだけで釣れます。フリーフォール推奨のエギですが、状況次第で他のフォールを使っても全然同じくらい釣れます。
【感度 ★★★★☆】
潮噛みが良く潮流の変化やアタリがかなりわかりやすいです。ドリフトで使うのもかなりオススメです。
こんなときに強い!
餌木猿を一言で表すと”困った時の救世主”です。個人的な意見ですが、エギングでは釣れる時は大抵のエギで釣れると思っています。
なので、釣れないときに活躍してくれるエギこそが重宝するエギで、餌木猿はその中でも目立って活躍してくれています。
渋い状況に強い
餌木猿の特徴である安定したフォールはスレイカや産卵期のアオリイカにかなり効きます。
他の人が釣れていないときに餌木猿を投げて自分だけ釣れるという経験が何度もありました。
特にスーパーシャローは春イカ攻略に最適で、私の周りにも春だけ餌木猿に頼るという方がいるほどです。
それまで順調に釣れていたが反応が止まった
こんなときは大体次の時合いまで厳しい時間が続きますが、餌木猿を投げるとおまけのもう一杯が釣れます。
餌木猿の伝統的なフォルムと綺麗なフォールが最後の粘りの一杯に繋がっているのではないかと思います。
餌木猿を持っててよかった!
今までなんとなく餌木猿は上級者向けで扱いにくそうと手を出していなかったのですが、数年前に使用してからはお気に入りで必ずエギケースに入れています。
餌木猿ファンの方は餌木猿しか使わない!という方が多いようで、私みたいに他のエギと組み合わせて使うのはどうかと思われるかもしれませんが、本当に知ってよかったと思うエギです。
餌木猿の凄さを体感しよう!
いかがだったでしょうか?餌木猿はホントによく釣れるエギなので、餌木猿を知っていた方もそうでない方も興味を持っていただけたら幸いです。
1つ1つ手作りで生産されている餌木なので、店舗によっては品薄であったりとなかなか入手が困難なエギでもあります。
ネット通販でも取り扱っているので興味のある方は是非チェックしてみてください!
読んでいただきありがとうございました!
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