こんにちは！plumです。
- 穴釣りを始めたい
- 穴釣りでもっと釣れるようになりたい
- 釣り初心者でも出来る簡単な釣りを知りたい
今回はこのような方のために『穴釣り入門』をご用意しました。
穴釣りのタックルからたくさん釣るコツまで詳しく解説してありますので、この記事を読めばすぐに穴釣りを始められるようになります。
テトラポットや堤防の隙間に仕掛けを落とし込むだけで美味しい魚が釣れる穴釣り。
釣り初心者でも簡単に釣ることができるので、ぜひこの記事を参考にして穴釣りを始めてみましょう！
穴釣り入門①穴釣りとは
穴釣りとはテトラポットや石積などの隙間に仕掛けを落とし込んで釣る釣法です。
仕掛けも釣り方もシンプルで簡単なため、釣り初心者の入門としてよくオススメされる釣りです。
釣れる魚
穴釣りで釣れる魚は主に、カサゴ（ガシラ）、メバル、ソイ、アイナメ、ハタなどの根魚が中心で、その他ベラやネンブツダイ、ときにはタコやカニが釣れる事もあります。
根魚はどれも美味しい魚ばかりで特に煮つけにすると絶品です。
危険な魚に注意！
穴釣りでは触ると手が痺れたり腫れたりするような危険な魚が釣れる事もあります。
以下の魚が釣れた場合はフィッシュグリップやタオルなどを使って直接触らないようにしましょう。
ファミリーフィッシングの場合はお子さんが触らないよう特に注意してください。
- ゴンスイ（触ると危険）
- オコゼ（触ると危険）
- フグ（鋭利な歯に注意）
- ウツボ（鋭利な歯に注意）
穴釣り入門②釣れる場所
穴釣りはテトラポットや石積の隙間を狙う釣りなので、それらのある場所ならどこでも釣れる可能性があります。
足場が不安定な状態での釣りになりますので、子供連れの場合は堤防から直接穴を狙えるような場所をオススメします。
穴釣り入門③釣れる時期
穴釣りは特に釣れる時期というものがなく、オールシーズン楽しめる釣りです。
しかし時期によって釣れやすい魚があり、春はメバル、夏はハタ、冬はカサゴなど、季節で違う魚種を楽しむことができます。
特に冬は全体的にサイズが大きくなる時期のため、大物を狙うなら冬の穴釣りがオススメです。
釣れる時間帯
穴釣りでよく釣れる時間帯は他の釣りと同様に朝と夕のマズメの時間帯です。
マズメの時間は魚達の活性が上がるため食いが良くなり釣りやすくなります。
マズメについて詳しくはこちらの記事を読んでください⇩
>>【釣り用語】『朝マズメ』『夕マズメ』とは？どっちが釣れるの？ - 釣りの人。
穴釣り入門④タックル
穴釣りはキャストをせず穴に仕掛けを落とし込むだけなので、使用するタックルは基本的になんでも大丈夫です。
他の釣りで使用しているタックルの流用や、子供用に販売してある釣り具セット、ダイソーの竿などでも十分楽しむことができます。
より快適さを求めたり、本格的にやりたいという方は穴釣り専用のタックルを作っても良いでしょう。
比較的安価で全ての道具が揃うのも穴釣りの良いところです。
竿（ロッド）
基本的にはなんでも大丈夫ですが、扱いやすさを考えると短い方が良く、1ｍ前後で軽量かつ頑丈な竿がおすすめです。
最近では穴釣り専用の竿も増えてきたので、専用タックルを用意したい方はそちらを購入しておけば間違いありません。
穴釣りにオススメのロッド
リール
スピニングリールやベイトリールなど、こちらも基本的にはなんでも大丈夫ですが、竿に合わせて小型で軽量なものを使いましょう。
特におすすめなのは両軸リールで、巻き上げることに特化したリールなので穴釣りに最も適しています。
穴釣りにオススメのリール
ライン
穴釣りは狭い隙間で行う釣りなので、擦れに強く強度もあるフロロカーボンが一番おすすめです。
根掛かりでラインを消耗してしまうことが多いので、安価で購入できるナイロンラインもおすすめです。
ライン号数は2～3号の太さを選びましょう。
穴釣りにオススメのライン
穴釣り入門⑤仕掛け
穴釣りの仕掛けはブラクリという専用の仕掛けを使います。
視覚的にアピールできるよう塗装されたおもりと針が一体化したもので、根掛かりも少なく扱いやすいです。
または、アジングなどで使用するジグヘッドでも代用が可能です。
しっかりと穴の底まで落とせるように最低でも2g以上の物を使用しましょう。
穴釣りは根掛かりすることが多く仕掛けの消耗も激しいため予備を多めに用意することをおすすめします。
エサで釣る場合
穴釣りでは一般的にゴカイやアオイソメなどの虫エサを使用します。
その他には、オキアミ、サバの切り身、イカの切り身、キビナゴなど地域によって様々なエサが使われています。
また、エサがなくなっても最悪フナムシやヤドカリ、岩場についている貝などでも代用できます。
ワームで釣る場合
虫エサには少し劣りますが、ワームでも十分に釣ることができます。
虫エサが苦手な方や、アジングなどのワームが余っている方はこちらを使用しましょう。
穴釣りにオススメのワーム
穴釣り入門⑥やり方
- 仕掛けをテトラポッドや岩の隙間にゆっくり落とし込む
- 仕掛けを底まで落としたら、根掛かり防止のため少し巻き上げ、竿を上下に動かして誘いをかけたり、そのままステイさせてアタリを待つ。
- 魚がかかった場合、根魚は穴に潜って逃げようとするので一気に巻き上げる。
穴釣りは仕掛けを投げ込む必要もなく初心者でも簡単に行える釣りです。
しかし、テトラポッドの上など足場の悪い場所では転落の危険もあるので十分注意しましょう。
初心者でも穴釣りで爆釣する４つのコツ
ここからは穴釣りで釣果をUPさせる４つのコツをご紹介していきます。
穴釣り初心者でも簡単にできることなので、ぜひ参考にしてみてください。
穴の奥底まで落とす
仕掛けを着底させたつもりでも、竿をチョンチョンと動かすとおもりが転がりさらに奥の穴へ落ちることがあります。
狭い隙間に仕掛けを通していくので、その分根掛かりは増えますが、穴の奥底には獲物が潜んでいる可能性が高いので積極的に狙っていきましょう。
粘らない
穴に魚がいる場合、ほとんど一投目でアタリが出ます。
逆に言うと、一投目でアタリが出ない穴は釣れる確率が低いということです。
1つの穴をじっくり探るのではなく、たくさんの穴を攻めて足で釣果を稼ぎましょう。
根掛かりを回避する
穴釣りは根掛かりがつきものですが、あまりにも根掛かりが多いと手返しも悪くなり、釣果と共にモチベーションも下がってしまいます。
穴釣りの根掛かり対策
穴釣りで根掛かりを少しでも回避するには、激しいアクションをしないことです。
落とし込むときはゆっくり落とし、誘いをかけるときもゆっくり動かします。
こうすることで、岩や海藻にひっかかっても深く針が掛かることがなく回収の確立が上がります。
また、仕掛けは穴に対して真っ直ぐに落とさないと、仕掛けだけでなくラインも引っ掛かかりやすくなってしまいます。
遠くの穴めがけて投げてみたり、潮の流れがある場所を狙うのは極力やめておきましょう。
穴の穴場を探す
ポピュラーな釣りであるが故に、探りやすい穴などはすでにスレていることがあります。
なるべく人が来ないような場所や、穴の奥底を探すことが釣果アップへとつながります。
誰も探ってなさそうな浅い場所をあえて狙ってみたりすると、意外と大物が釣れたりします。
色々な場所を探ることは釣果アップのポイントですが、危険な場所は最悪命を落とすことになりかねないので安全第一を心がけましょう。
穴釣りに出掛けよう！
準備ができたらさっそくチャレンジです！
オールシーズン簡単で気軽にできるところが穴釣りの魅力ですが、足場の悪いところでの釣りとなりますので、ライフジャケットなどの安全対策は怠らないように！
また、根魚は成長の遅い魚なので「小さい魚はまた大きくなってから釣ろう」という気持ちでリリースしてあげてください。
魚の居場所を自分の足で探す穴釣りは、お宝探しのようなワクワク感を味わえます！安全対策とマナーを守って、ぜひ穴釣りを楽しんでください！
読んでいただきありがとうございました！
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